逃走中THE MOVIEの評価と感想
こんちゃー。mariaUNDERTALEでっす。
逃走中THE MOVIEを見てきたので今日はその感想をまとめていこうと思います。
全体の総評としては予算をかけるべきところを間違えたという感じ。
全体的にアクションシーンやここで表情を長く見せる必要あるか?というところで多くアップにしたり、ゆっくりにしているところが多かったです。
他には通常の逃走中と違いCM(NO MORE映画泥棒)の人が逃げるという特別なルール説明だったのですがこの唯一の説明が作中のキャラクターが見るものだったため世界観が少し壊れてしまいました。
全体の流れは大まかにわかるのですがキャラクターの名前を全く覚えることができず、どのキャラがだれかわかりませんでした。
メインキャラクターは8人(陸上部6人と姉弟)でしたが全員の名前を覚えれませんでした。
有名な方そのままで登場している方も一瞬で捕まってしまっていました(HIKAKINさん、小宮さん、錦鯉長谷川さん、久保田さんなど)。
話の内容としてはいろいろな王道を混ぜたような感じでゾンビ系とデスゲームとかの王道展開を無理やり混ぜようとしたような感じ。
なぜ、TVであれだけアンドロイドアンドロイド言われてかっこいいイメージを押し出すハンターにゾンビ感を足したのでしょうか。
しかも、消滅させる方法だから口の意味もないし。
あと、あとのデスゲームとハンターに捕まったときでの演出が違い、統一感もない。
このむちゃくちゃ王道要素のせいで展開が後半、大和(主人公)と行動していたはずの姉がなぜかいきなり登場しなくなり、「あれ〜?」と思っていたらあとでいきなり出てきて弟をかばったり。
何より、キャラクターの心情と運営のかんがえを読み取ることができませんでした。
キャラクターの心情だとさっき裏切られて殺されかけたはずのキャラ二人がいきなり主人公たちの事情をミリも知らないのに全く説得シーンすらなく仲間になったり、じょうじ?だったかなという主要キャラに勝負しようぜ!とか母親のために生き残って見せると宣言した直後にそのキャラがいきなりミサンガを取ろうとしてハンターに捕まったりとか。
出会って間もない少年のためにおそらくその間探せば助かっていたであろう時間を割いていつの間にか謎のUSBに録画を残してたりとか。
主催者の人が今まで思想強そうだったのに決断に対して「だから人間はおもしろい!」とかすら言わずにきえたりとか。
滑舌なども悪く、カイ君が最後声を出すところは久しぶりだからで説明できるのですがそこ以外にも「ワンフォーオール」のワンというところが「らん」としか聞こえませんでした。
基本的にセリフと回想シーン(心の声なし)だけでなにを考えているのかわからなかったです。
あと、最後無理やり不穏な雰囲気にさせようとしてた。
背景もなぜ主催者がこれをしたのかとか未来はどうなっているのかとかの説明すらなかった上に、最後のなぜか歴史改変の入っていた理由すらありませんでした。
説明不足が多いと思います。
あえていいところを上げるなら今回の作品でテレビの逃走中でとろサーモン久保田が自主で炎上したことが元ネタなのかちゃんととろサーモン久保田が自首しようと捕まったことです。